スマートグリッドって何?

スマートグリッドって何?

スマートグリッドと言う言葉を聞いた事が有るでしょうか。
スマートグリッドはニッポン語で言うと「次世代送電網」と言われている物で、電力の供給側、需要側の両方から電力の流れを制御して最適化を図ろうとしている送電網の事を指しています。
これを行なう為に送電網の一部にスマートグリッド専用の機材、動かすソフトウェアが組み込まれているのです。
と言う様な定義付けは一応されてはいるのですが、現実には曖昧に定義付けられている様です。
スマートグリッドのスマートというのは「賢い」と言う訳も有りますが、どのくらい賢さを持って行くのかは明確にされてはいない様です。
スマートグリッドが一躍トピックを浴びる事になったのは、米国ではグリーン・ニューディール政策をしていますがその柱として打ち出したいとオバマ政権が発表した事に始まりました。
従来の送電線を利用したケース、大きい発電所から単純に電力を送っているだけにすぎません。
その容量は電力がピークに必要な時を基準として設定されています。
それによって電力の無駄遣い、送電線の弱さからくる復旧リカバリー遅延等が問題視されていました。
これを受けて電力を送る拠点を分散して電力を送る側、受ける側のどちらも制御して双方から電力をやりとりして行こうと言う送電網が望まれたのです。
スマートグリッド化を進めていく事によって色々なメリットが有るのですが、問題も当然有る為、以後課題を克服していく様に議論を重ねていかなければならないのかも知れません。

 

スマートグリッド【米国】

ワールドのスマートグリッドはどうなっているのでしょうか。
米国を例に挙げてみましょう。
近頃、米国では停電問題が深刻化しています。
どれだけ深刻なのかと言うと、年間事故停電時間と言うのを電気事業連合会で調査しているのですが、そこから公表された物によると、ニッポンでは1件あたりの年間事故停電時間が19分なのに対して、米国では97分も停電していると言う現状ですのです。
これは米国の電力システムによるもので、米国では停電になったとしても当事者から連絡がない限り、事業者側から知る術が無い為に対応が遅れてしまうからだと言います。
ですので、電力網の整備やスペックを向上させると言う事を急いで対処しなければならないのです。
これに伴い、米国のオバマ政権ではスマートグリッドに対して110億円と言う巨額の投資を行なうと明言したやうです。
この資金を受けて送電網の整備事業を大規模にする事が出来ますし、省エネを勧めたり、信頼性を高めたり安定性を高めたりする事が出来ます。
そして関連産業の成長を促し、競争力を付けようとする策略もあるらしいのです。
米国コロラド州のボルダーはスマートグリッドの実証実験としてスマートグリッド・シティが設立されていて色んな実験が行なわれています
電力会社を中心にして各ご家族にスマートメーターを取り付け、データを取り、電力の制御をしたり太陽光発電を導入したりしていく予定だやうです。
以後は電力会社だけでなく、色々なカテゴリーの専門業者がスマートグリッドに参入していく予定も有るやうです。

 

スマートグリッド【日本】

ニッポンにおけるスマートグリッドというのはどうなっているのか、少しばかり解説していきましょう
スマートグリッドを導入する前に、そもそもニッポンの送配電線網は賢い電線網であると言われてきました。
その安定性は他の国と比較したケースにも比較にならない程だやうです。
現実に年間の事故停電時間はニッポンでは20分くらいだそうで、米国やヨーロッパと比べても半分以下〜1/5くらいと言う事ですので数字の上だとしても明らかです。
ニッポンの送電線網はシステムが通信化されており、あらゆる管理が成されています。
ワールドの送電線網では停電や事故が起きた際に通報が無いと分からないと言う所が沢山様ですが、ニッポンでは停電や事故が起きるとシステムがきっちり検知しますので、迅速に対処する事が出来るのです。
既にこうした送電線網システムが有るニッポンでは、停電事故の為にスマートグリッドを投入した場合言うのは不要ではないかと考えられるのです。
ではニッポンではどういった意図でスマートグリッドを導入するのかと言うと、太陽光・風力発電の様な再生可能エネルギーを利用していくと言う目標の基で構築されていくのではないかと言うのです。
既に政府は2005年に比べて20倍の太陽光発電量を導入した場合目標を定めたのをはじめ、風力発電に対しても実証実験が既に始まっています。
再生可能エネルギーを取り投入していく準備が着々と勧められています。
ただ、これらの電力は安定供給と言う点では依然として不安定な所が有り、この導入の鍵となるのがスマートグリッドとなるのです。

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